2011年6月30日

千歳第四ダム&発電所


北海道の千歳第四ダムと千歳第四発電所です。
王子製紙が千歳川に建設した発電所群のひとつです。堤体の表面に谷積のブロックを貼り付け、バットレスの補強が入るという他では見られない個性的なダム。未確認ですが第一~第三ダムも似たような構造のようです。


煉瓦造の発電所建屋が付属しています。


ダム下流にある橋。当時はここまで鉄道が延びていたらしく、その跡かもしれません。

ここへのアクセスは他の第二、第三に比べて容易です。千歳川沿いにさけますセンターという施設があり、そのすぐ側に川沿いに道があります。車で入ると転回できずに泣く事になるので、車はセンターのある林道に置いて徒歩で向かいます。ヒグマ出没地帯なので、複数人での行動をお勧めします。また、ダム近辺は柵で囲われているので、柵越しの見学となります。

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2011年6月22日

Super-Takumar 1:1.4/50の分解・整備


またもやヤフオクで落札してしまったブツ。説明は何も無かったのですが届いてみたら小カビとゴミ混入のみの良品。しかもNonアトムの初期型です。これは整備しない手はありません。


例によってタクマーレンズの分解は銘板外しから。分解歴があるらしく、簡単に外れました。


次にフィルター枠を外します。ネジが6本見えますが、外すのは小さいネジ3本です。


フィルター枠が外れました。


カニ目で前玉を外します。汚れは前玉だけだったので分解はここまでにしました。


早速テスト撮影。良く写ります。明るいのでピント合わせも楽々。もっと寄れるといいのですが(最短45cm)。


絞ればカチッと写ります。良いレンズだと思いますがAPS-Cだと75mm相当になってしまうので、どうしても近接撮影が中心になってしまいますね。お散歩用レンズになりそう。

2011年6月21日

稚内港防波堤庇


北海道の稚内港防波堤庇です。
当時はここまで鉄道が敷かれており、稚泊連絡船の桟橋から鉄道への乗り換え通路として建設されたものです。戦後、稚泊連絡船(稚内~樺太)を結んでいた連絡線が消え、鉄道も消えてしまった為に普通の防波堤となりました(現地説明板より)。


内部。神殿のような連続した柱が美しいです。訪問時はお盆休みで、雨をしのぐ為にツーリンガーがテントを張っていました。後で知りましたが、雨の日のキャンプ地として結構有名みたいです。


全景。ギリギリ納まりました。結構横に長い建物です。


「稚内港防波堤庇」というのは当時の呼び名で、「稚内港北防波堤ドーム」となっているようです。

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2011年6月13日

土第一発電所


岐阜県の土第一発電所です。
神岡鉱業の所有する発電所で、神岡の北部に位置します。周辺には神岡鉄道の遺構など、土木好きには見所満載のエリアです。訪問時、残念ながら発電所建屋は建て替えられてしまったらしく真新しいものでした。


第一発電所で使った水を第二発電所へ繋ぐ水路と思われます。


建設当初のものと思われる排水坑?重厚な煉瓦造です。上部には「大正七年竣工」の文字が嵌め込まれています。


要石に刻まれた三井の印。必見です。


第一発電所の前には土第二発電所の取水堰があります。板が外されているので取水していないようです。


第一発電所の余水路?

小規模ですが、見所の多い発電所でした。

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2011年6月10日

黄柳橋


愛知県の黄柳橋です。
連続で紹介している奥三河の古コンクリートアーチ橋群のうち、一番インパクトのある橋です。もう無理矢理作った感がたまりませんね。


上部工は再整備されたようで、きれいになっています。


当時の親柱が展示してあります。整備の際に、何故これを再利用しなかったのか・・・。こういう所が先人に敬意を払っていないというか、現代の土木工事の適当さを感じます。

整備工事のおかげで、川原に下りることができます。紅葉の季節に再訪してみたい場所ですね。

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2011年6月6日

KODAK EASYSHARE MAX Z990 実写編

前回、散々こき下ろしたZ990の実写編です。
まだこのカメラのことを良く分かっていないので、とりあえずプログラムオートで撮りまくってみました。


黒姫駅にて。当たり前ですが、普通に撮れています。


同じ場所からテレ端いっぱいで撮影。手持ちで撮っても、ほとんどぶれません。手ぶれ補正は優秀だと思います。


フィルム効果のテスト(モノクロは失念)。どういうシーンで使うのだろう?私には不要な機能です。


夜の湯田中駅にて。手持ちでの撮影でも十分な写りです。







二日間、実際に使ってみての感想を箇条書きしてみました。

(良)
1.手ぶれ補正が強力。手持ちのテレ端でもほとんどぶれない。
2.パノラマの前画像との合わせが半透明になったので合わせ易い。

(悪)
1.メニューの動きが緩慢。f値変更などはダイヤルの回転に追従しない。
2.撮影後、保存が終わるまで次の撮影ができない。しかも保存が遅い。
3.データの削除が、プレビューボタン->プレビュー方法選択->削除データ選択とひと手間多い。
4.レンズキャップを付けたまま電源ONするとエラーが出て電源が切れる。切れるのはいいが、それまでが遅い。

やっぱり(悪)の方が多いです。性能云々以前のユーザーインターフェースの不満がほとんどです。性能が良いだけに非常にもったいない。ファームウェアの変更で対応できるでしょうから、改善をお願いしたいところです。

実写編その2へ続く

2011年6月3日

真弓橋


愛知県の真弓橋(仮名)です。
奥三河の古いコンクリートアーチ橋のひとつです。真弓橋というのは推測で、すぐ横に架かる新しい橋の名前が真弓大橋だから・・・という理由です。しかし何故こんな状態なのか?上部工を作る前に放棄されてしまったのかの様です。


手作り感のあふれる上部。他の方の写真を拝見すると、以前はボロボロな状態だったようです。
修復された様ですが、これでも渡るのは怖い・・・。

先輩諸兄は場所を伏せて紹介しておられるので、私も場所については伏せたいと思います。