2012年7月28日

久山田ダム


広島県の久山田ダムです。
前回紹介した門田貯水池堰堤の上流に位置します。 一見アーチダムに見えますが、分類は重力式ダムです。


アーチのカーブが微妙にカクカクしていますね。 天端は狭いですが、バイクが通行することもあるようです。撮影中も数台の原付が通過しました。

天端より見下ろしてみました。
下流は公園みたいに整備されていて、川まで降りる事ができます。

門田貯水池堰堤と違い、こちらは土木遺産に選ばれています。

場所はこちら

2012年7月25日

門田貯水池堰堤

広島県の門田貯水池堰堤です。
ネット上の情報では、元々砂防ダムであったものを貯水ダムに改修した…という 経歴があるようです。現在は貯水ダムとして使用されていないようです。


後から取って付けたような越流工。これが無いとデッカイ壁ですね。

ダムの脇にある道から上に登ってみました。 元が砂防ダムなので厚みの無い堰堤です。

天端はもちろん立入禁止。こんなに細い所は立入可能でも行きたくありませんが。

貯水ダムとして使っていた頃の取水設備でしょうか?

現在は空っぽ。砂防ダムに戻っているみたいですね。
場所はこちら

2012年7月17日

兼山ダム

岐阜県の兼山ダムです。
川幅いっぱいにゲートが並ぶ、典型的な川ダムですね。
台風の通った後ということで放流中です。

木曽川の古ダムの中でも特に視点の無いダムで、ダム本体及び周辺は発電所敷地で立入禁止となっています。
下流に架かる兼山橋の上か、ダム南側を通る県道365号の脇からしか見られません。 場所はこちら

2012年7月14日

奥津発電所 高架水槽

岡山県の奥津発電所高架水槽です。
ご覧の通り、一見バットレスダムに見えます。
CE建設業界の記事によれば、高さ30mの水槽なのですが三分の二は盛土で隠れているそうです。見えているのは上部の一部ということですね。

上から見れば確かに水槽。手摺が低いので怖いかも。
水槽の縁にはいくつか設備があります。これは余水路でしょうか?
取水設備・・・?
水槽上部の縁は通路が設けられています。欄干(手摺?)のデザインが良い感じ。
柵が開いていますが入ってはいけません。閉め忘れ?
例によって土木遺産に選定されています。
この付近の発電所設備はほとんど土木遺産になっていますね。

急勾配で狭い道を行くので車での訪問は注意が必要です。

場所はこちら

2012年7月3日

PENTACON electric 2.8 29mm 分解

PENTACON auto は見かけるのですが、これはそれより前に作られた(と思われる) レンズです。マルチコーティングの記載が無いのでシングルコーティングみたいですね。
内部にでっかいゴミが混入しているので、いつも通り分解清掃します。

まずカニ目で前玉を押さえているリングを外します。前玉を傷つけないように慎重に・・・
リングを外すと前玉が外れます。厚さは5mmはありそうな、大きい&厚い&重いレンズです。
二枚目は何も押さえが無くそのまま外れます。これも前玉と同じぐらい厚い。
三枚目に取りかかります。結構奥まっていて、脚の長いカニ目が必要になります。
四枚目も掃除したいのですが、外し方が分からない・・・。前からアクセスできるのはここまでと思い、後側から攻めてみる事にしました。
さて後側へ取りかかります。ぱっと目に付くのが中央のカニ目。外すとレンズを押さえていた環が外れます。
しかし外れるのはこの一枚のみで、次への足がかりがわかりません。七枚構成なので、中央の三枚だけ手つかずとなってしまいました。
まあ出来ないものは仕方ありません。外したレンズをクリーニングして組み立てます。
整備が終わったらテスト撮影です。
いつも通りistDS2に取り付けたい所ですが、絞り込みボタンがマウント面に接触して絞れない。ピン押しタイプで無いと駄目ですね。
という訳でボタンが干渉しないE-300を出動させました。

このレンズ、最短は25cmと寄れるのですが4mを越えると無限遠となるスナップ仕様。
こういうレンズは開放で使うのが面白いのかもしれない。
E-300は良いカメラなのですが、istDS2に比べてファインダーが小さいのでMFレンズの運用には難があります。あと、重い・・・。