2023年12月29日

愛宕山ケーブル愛宕駅跡

昭和4年から昭和19年まで営業していた愛宕ケーブルの駅。
現在はご覧の通りの廃墟となっています。
当時は周囲にホテルや遊園地が作られて賑わっていたようです。
1階内部
当時は待合室だったそうです。
2階への階段がありましたが、かなり傷んでいましたので登るのは止めておきました。
地下は機械室だったそうです。
廃止された後、設備一式は天橋立の索道へ転用されたとか。
建物の裏側
ここら辺で乗り込んだんでしょうか?
裏側より軌道跡
麓からここを登った強者もいますが、私は愛宕山の参道からアクセスしました。
戻って建物右側
とにかくコンクリートの劣化が著しく、鉄筋が露出してしまっているので崩壊は近いと思われます。
正面エントランス
こちらは参道から見える軌道跡
橋は劣化していますし、途中のトンネルも崩落しているようなので参道からアクセスした方が安全と思います。
もっとも参道からも迷子になり易い地形なので、GPSと地図は必須です。
今回はヤマップというスマホのアプリがとても役に立ちました。
訪問した方のルートが見られるのと、現地でそのルートをなぞる事ができるので迷う事なく辿り着けました。

2023年11月23日

白金桟道橋

目黒駅と恵比寿駅間に架かる跨線橋

古レールを使用して建設されており、アーチ部がとても美しいです。




いかんせん、柵が高くて見づらいのが難点でしょうか。

場所はこちら

2023年10月18日

荒川橋梁・綾瀬川橋梁

京成電鉄の荒川橋梁が架け替えられるというニュースを見て駆け付けました(笑)
これだけ大規模なものも架け替えられるとは、全く油断なりません。

現地ではカメラ構えてる方が結構いましたね。
きっと撮影スポットでもあるんでしょう。
銘板発見
昭和6年というのは合っているのですが、左書きですね。
この時代なら右書きのような。
こういうパターンもあるのかな?

河原に降りて。
こっちの眺めも良いですね。
荒川橋梁を渡ると直ぐに綾瀬川橋梁があります。
こちらも架け替えの対象でしょうなぁ。

場所はこちら

 

若桜橋

若桜町の若桜駅の近くに架かる橋
道路の線形からして、旧国道29号だった橋でしょうか。
3連アーチのなかなか大きな橋です。
親柱も健在
電灯の部分は新しいので、再現かもしれません。
シンプルな欄干
近くに若桜鉄道の終着駅である若桜駅もあり、見所の多いエリアです。

場所はこちら
 

2023年10月15日

旧倉吉町水源地ポンプ室

倉吉市のサイトによると、市最初の上水施設との事です。
正面に掲げられた「水」の紋所と「萬斛泉」の額。
「まんこくせん」と読むそうで、「尽きることのない泉」というとの事。

隣の建物は後から増築された感じですね。
違和感の無いデザインで良いです。
ちょっと離れて正面の門付近を。

ウチの取材車が邪魔ですね(笑)
現地は道が狭いので、車で訪問すると停める場所がありません。
前に流れる小川がまた良い感じ
敷地内には小さな庭園もありました
裏側より
現地では?でしたが、後で調べたところ水を汲み上げる井戸との事
これは当時の施設っぽい…?
公園なら公衆トイレな雰囲気(;^^)

一般公開される事もあるそうなので、再訪問してみたいです。

場所はこちら
 

江尾発電所

山陰電気が大正9年に建設した発電所
昭和50年代に廃止され、現在は土木遺産として保存されています。
石造りの発電所は珍しいので、一目見たいと思っていました。
窓超しに中を拝見…
発電所としての設備は撤去されているようです。
奥の壁の丸い所から水管が入っていたのでしょうか。
年代物のポンプ車が気になります。
同様に右側の建物内を窓超しに中を拝見…
やはり空っぽ

建物の裏側を見忘れたので、また行かないとなりません(;^^)

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江尾発電所 取水堰

米子に向かう途中で見かけて国道をUターン
後で調べたところ、旧江尾発電所の取水堰との事でした。
現在は新川平発電所の取水堰となっています。

やはり目に付く堰柱とゲート
これを見てUターンしました。
みんな大好きローリングゲート
堤体の造りも良いですね。
ほぼ当時のままでしょうか?
ゲートの巻き上げ機が入っていると思われる小屋は改修されている感じですね。

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登山橋

県道44号の旧道に架かる橋
大山へ向かう道だからそう名付けられたのでしょうか?

装飾は控えめな開腹アーチ
橋の上からは大山が望めます
親柱も健在
昭和9年に架けられたようです

その時代らしい低い欄干
橋詰の辺りから川へ降りる事ができます。

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2023年10月11日

旧床几山配水池

松江市の創設水道施設で、現在はその役目を終えて公園となって余生を送っています。

公開時間は9時~17時となっていますのでご注意を。
お約束の「水」の入った門
なかなか個性的な計量室
中にはベンチュリーメーターがあります。
電灯
配水池の監視通路入口
南北にあり、こちらは南側
「原泉混混」という扁額が掲げられています。
反対側は「不舎晝夜」
監視通路内部が見学できます。
これは珍しいかも。
通路には説明パネルと建設当時の写真が展示されています。
配水池内部
床几山の上なので、松江市を一望できます。
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