2012年10月31日

白川橋

岐阜県の白川橋です。 高山本線の白川口駅のすぐ側に架かっており、現在は歩道として利用されています。 トラスの主塔、銀の塗装が目を引きます。

なかなか無骨な銘板。
施工者の銘板も残っています。 日本橋梁が大正15年製作、架橋工事は山本宗兵衛という方が請け負ったようです。
側面から。 銀色に塗装された橋は景色に映えます。

場所はこちら

訪問日 2009.9.19

2012年10月24日

伊世賀美隧道

愛知県の伊世賀美隧道です。 オール石造で竣工は明治30年というから、その堅牢さは折り紙付きのトンネルです。 もちろん現在も現役の道として供用されています。

立派な扁額が掲げられています。 「伊勢神峠」のトンネルですから「伊勢神隧道」とするのが普通なのですが、 なぜか「伊世賀美」。謎です。
内部は未舗装。入ってすぐに深い水溜まりがあり、通行注意です。 心霊スポットとして全国的に有名なトンネルですが、昼間訪れる分には陰湿な雰囲気はありません。

場所はこちら

訪問日 2010.5.14

2012年10月16日

藤倉水源地 堰堤・管理橋

秋田県の藤倉水源地です。 秋田市の水源として明治44年に竣工しましたが、現在はその使命を終えて公園として 整備されて余生を送っています。
水源地の中でも一番の大物なのが取水堰堤で、日本三大美堰堤に数えられています。 ウロコ状の模様を描いて越流する水が良いとかなんとか。 確かに見ていて飽きない景色なのですが、非常に蚊が多くて落ち着いて見ていられません。
見学するなら紅葉の季節が良いかもしれませんね。

堰堤の側面には階段が設置されていますが・・・
残念ながら天端上は通行止となっています。
もう一つの大物、管理橋です。
小さな橋ですが、曲線を用いた装飾がされていて凝った作りになっています。
明治44年の銘板もしっかり残っています。
とても良い保存状態です。
堰堤下部から見上げた管理橋。渡ってみたかった・・・
公園入口はかつての浄水場入口との事です。 駐車場から堰堤までは広場になっていて、ここは沈殿池を埋め立てた跡…との事です。
広場の真ん中あたりに記念碑が建てられていました。 謎のキャラクターは水道管を模したものでしょうか?

秋田市街からも近く、アクセスも容易。見ごたえもあるのでオススメな物件です。

場所はこちら(駐車場の位置です)

訪問日 2012.8.15

Kodak DC4800 Zoom

以前から触ってみたかったカメラ、Kodak DC4800 Zoomが手元に巡ってきました。 300万画素のカメラが12年前。そんなに時間が経っていたっけ?というのが初めの感想。 思えば始めて買ったデジカメがFinePix 4500だったから、確かに12年経過している・・・時の流れは早い。
そんな昔話は置いておいて、現在目の前に鎮座しているブツを見ていきましょう。 まず目に付くのが沈胴なのに飛び出ている鏡胴でしょうか。 これがボディに完全に引っ込めばコンパクトなんですけどね。

背面の液晶画面は1.8インチと当時の標準サイズ。バッテリーの目盛が1つになると背面液晶は使えなくなります。その場合はファインダーでの撮影となり、露出等は勘になります。そのファインダーは距離連動、明るくて見易いです。撮影情報が表示されると良かったのですが。 ボタンはMENU・OK・選択とシンプルです。
上部は撮影の設定に関するボタンが集中しています。 目を引くのが露出補正がスイッチ式な所でしょうか。簡単に壊れそうで操作に気を使います。 右側のスイッチでプログラムオートと絞り優先が選択できます。
レンズはKODAK EKTANAR。フィルム時代にあったEKTARの子孫でしょうか? 広角側が28mmと、当時としては珍しい画角を装備していました。
ストラップ用の金具。昔の一眼レフみたいですね。
記録メディアはコンパクトフラッシュです。2Gを越えると読めません。 今更2G以下のカードなぞ買えないので変換アダプタで対応しました。 1Gあれば1000枚撮影できるので充分でしょう。
ちょうど休みの日が晴れたので持ち出してみました。 撮影地は今年4月に廃止になった屋代線の綿内駅です。 背面液晶が劣化して良く見えないので、ファインダーを覗いてオートで撮ってみました。
撮影条件が良いというのもありますが、私好みの発色です。
駅舎はバスの待合所になっているようです。屋代線の駅舎は開業当時のものが多く残るので 近いうちに訪問しておきたいですね。 写真を確認していて気づいたのですが、時計の文字盤が面白いです。他の駅が気になります。
このカメラの弱点は電池が全然もたない所でしょうか。フル充電で撮り始めて、駅を出る頃には 目盛が一つ減っていました(30分ぐらい)。バッテリーが劣化しているのかもしれませんが・・・。 新品を購入して再検証してみたい所です。
色々不便な所はありますが、古いから仕方ないかと許せてしまう楽しいカメラでした。
製品情報はこちら
撮影日 2012.10.8

2012年10月4日

大平隧道

長野県の大平街道にある大平隧道です。 「隧道」といっても落石避けかスノーシェッド?のようで、掘割に蓋をしたという感じです。

ちょっと引いて。 なぜこの区間だけスノーシェッドを作ったのか…謎です。
地図上の表記は大平峠(木曽峠)となっていますが、隧道には木曽峠と銘板が貼られています。 大平峠は後年になって付けられた名前みたいですね。
飯田側の様子。 日が当たらないのか、苔むしてちょっと不気味な様になっています。
いつのものか不明な記念碑が隧道の側に立っていました。

場所はこちら

訪問日 2012.9.29