2020年5月24日

和田堀給水所

 東京の水道拡張事業に伴って建設された配水池。昭和9年竣工。
 既に解体が始まっており、この記事を投稿している現在は跡形も無いかもしれません(未確認)。


配水池の中心に塔がそびえています。
排気塔の役割をしているそうです。
 外壁部。ここが正面なのかな?
 スタジアムの入口にも見えます。
 配水池の手前にあった施設は概ね撤去済。
井の頭通りを直線にする為の撤去のようです。
確かに便利にはなると思いますが、その為に文化財を破壊しても良いものか?
モヤモヤする訪問でした。

沼川制水門

 東田子の浦駅から国道1号を東へ走っていると見える廃水門。
 竣工年等は不明ですが、昭和中期かなと。


水門はガタガタ
廃止されてそれなりの年月が経っていると思われます。
 廃止時に梯子を外したのか、上がる場所が見当たりませんでした。
 中は鳥さんのねぐらになっていそう。
 上がってこれるのはヘビぐらいじゃないでしょうか。
 開閉は人力のような気がする。

倒壊しても誰の迷惑にもならなそうなので、まだまだここに在り続けそうです。

場所はこちら

 

2021.7.31再訪問 撤去されているのを確認しました。

宮沢3号トンネル

 小諸市の山中にある旧隧道…の中間。
 前後の坑門が塞がれ、中間部が露出してる面白い場所です。

 南側
 同じデザインです。
 このように中間部が山中に口を開けている状態。
アクセス方法は写真のガードレールから降りた猛者もいるようですが…
振り返った場所から矢印の方向へ回り込む方が安全です。

場所はこちら 

明治学院記念館

 明治学院大学の白金キャンパス内にある記念館。
 路上からも見えるので、とても印象に残る建物です。
 明治23年竣工。現在の姿は明治27年に地震で大破し改修された後のものとか。
 
普段は大学に許可をもらわないと見学できませんが、学園祭の時は見学フリーとなって誰でも見学できます。
人が多過ぎて内部の写真はチャペルだけ。
質素で落ち着く空間でした。

国立公衆衛生院

 公衆衛生の向上を目的とした調査機関が入っていた建物。組織は平成14年に移転、建物も平成19年に閉鎖されました。それから暫く囲いがされて、解体されるんじゃないかと心配されましたが、平成30年に港区立郷土歴史館としてオープンしました。
 そんな経緯はさておき、ようやく見られるようになったので堪能しましょう。

正面から見ると7階建てとは思えない、圧倒的な迫力があります。
 中心部のホール
 神殿にでも来た気分になる、とても落ち着いた空間です。
 院長室(だったかな?)
 この日は訪問者が少なく、内部で人とすれ違う事がありませんでした。
 コの字型なので、通路が曲がっています。
 
講堂
階段状になっていて、2階分のスペースをとっているかも。
外から見ると、講堂のある場所の窓が階段状に大きくなっているのが良く分かります。

場所はこちら

勝鬨橋資料館

 勝鬨橋を動かす為の変電所。橋と同じ昭和15年の竣工です。
 橋が開かなくなった現在は資料館として活用されています。

勝鬨橋が出来る前は船で渡っていました。
場所はもうちょい下流だったようです。
 当時の銘版
 内部は小さいながらも電気関連の設備らしい造り。
 大きな窓から入る光が良いです。
 上から。
 2基のモーターが迫力あります。
 動いたら凄いんでしょうね~
 2階の制御設備?群
 アツイ!
 裏には築地市場がありましたが、すっかり撤去されて跡形も無くなっていました(2019年12月時点)
オリンピックに向けてお色直し中でしょうか。工事中でした。

だいぶ前に橋の開閉を復活させる話もあったようですが、築地市場が無くなってしまっては観光としての効果は無くなってしまいましたね。
橋はこのまま残ると思いますが、開く事は無さそうです。

2020年5月16日

旧明倫幼稚園

 前回投稿した明倫小学校の向かいにある幼稚園。建物の雰囲気から同時期のものと思われます。


現在は明倫消防分団詰所など複数の団体が使用しているようです。

旧明倫小学校

 明治2年に開校した小学校。現在の校舎は昭和6年の改築時のものです。
小学校は平成5年に閉校し、京都芸術センターとして使用されています。

 入ってすぐの場所。
飲食店も入っているようです。
 中庭というか校庭?
結構広いです。
 講堂は立入禁止。
気になります。
 教室のエリア
イイ雰囲気です。

 外から見えた3つの丸窓
 裏手の空間
本来の役目が終わっても活用されるのは良いですね。

場所はこちら

旧京都市立滋野中学校

 昭和12年に開校した中学校。
 平成14年に廃校となり、現在は「生き方探求館」として使用されています。凄い名前だ。

京都府庁のはす向かいにあり、その筋の人なら興味を惹く建物です。
掲示板?
ちょっと凝った作りになっています。
こちらが玄関でしょうか。
開館している時に再訪問したいと思います。

場所はこちら