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国道303号の旧線、揖斐峡の入口にある隧道です。 規制看板が脅しをかけていますが、悪天候でなければ危険な道ではありません。 坑門のコンクリが新しく見えるので、改修を受けている可能性大です。 |
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扁額は右書きの立派なものが付いています。 |
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橋に付けるような銘板が貼付いています。 昭和14年に建設されたようです。 どこまでが当時のものなのか、判別の難しい物件でした。 |
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おまけで揖斐峡の眺め。 路肩に草が生い茂り、見晴らしはイマイチ。 場所はこちら 訪問日 2011.7.16 |
前回紹介した東海道本線の揖斐川橋梁の上流側に架かる橋です。 すぐ近く、歩いて行ける距離です。 6連全て東海道本線からの転用で、元は御殿場線で使われていた橋です。 転用の経緯はwikiに詳しく書かれています。便利な世の中になりましたね。 |
6連のうち5連がまたまた貴重なピントラス。 このエリアだけピントラスがひしめいています。 |
短い桁の銘板・・・何故か割れています。 悪戯でしょうか? 全く読めませんが、ネット情報で大正5年、川崎造船製と分かりました。 |
5連の方の銘板。 こちらは程度が良く、明治33年、米A&Pロバーツ社製と読めます。 これだけ狭いエリアに、明治時代の橋が2本も架かるのは珍しいです。 橋好き、トラス好きにはオススメの物件です。 場所はこちら 訪問日 2011.7.16 |
明治20年に建設された東海道本線の橋。 100年以上、場所も姿もそのままに残る貴重な物件です。 |
とはいえ補修で塗装され、ガードレール等の安全設備は取り付けられて しまっていますが・・・。 |
橋本体は1885年に英パテント・シャフト社で製造された輸入品です。 |
今となっては貴重なピントラス。 錆が目立つので、そろそろメンテをしてあげてもらいたいですね。 |
橋脚は煉瓦製。上部をコンクリで補強されていますが、凝った意匠のアーチ部は 元のままで残されています。 |
全景。 日本で最初に開通した鉄道である東海道本線の橋だけあって、100年経った今でも 威容を失っていません。 場所はこちら 訪問日 2011.7.16 |