2012年5月25日

読書発電所

長野県の読書発電所です。 福沢桃介が木曽川に建設した発電所のひとつで、前に紹介した桃山発電所の下流にあります。 「どくしょ」ではなく「よみかき」。地名は難しいですね。
裏側へ回ってみました。 桃山発電所に比べてシンプルなデザイン。特長は連続した小さなアーチ窓でしょうか。 写真ではわかりませんが、壁には細かい装飾が施されています。
裏側では水圧管が轟音をあげていました。至近距離で見られるので迫力があります。
水圧管の側には記念碑があります。難しくて読む気がおきません・・・。
そのすぐ側に現代人向けの説明板もあるのでご安心を。 桃介橋や柿其水路橋の位置もここで確認できます。桃介橋は国道を跨いでいるので近くを通ればすぐにわかりますが・・・。
発電所の下流には堰の跡らしきものが残っています。取水設備があったのかもしれません。

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2012年5月21日

妻籠発電所

長野県の妻籠発電所です。 観光地として有名な妻籠宿の奥にあり、古い洋館の様な雰囲気があります。
こちらが正門?ちょっと自信ありません。 現地は人がたくさん通りますので分かりませんが、この写真だけみると不気味ですね。
レトロな様式にこの色が不気味な雰囲気を作り出しているのでしょうか。
変電設備も同様の塗装がなされて、奇妙な彫像の様です。
発電所側には下流の発電所の取水設備があります。こちらも古そうですが改修されていますね。

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2012年5月15日

桃山発電所

長野県の桃山発電所です。 木曽川には旧大同電力の古い発電所が多く残っており、今でも現役で稼働しています。それぞれが特徴のある様式で建設されており、その中でも桃山発電所は最も目を引く、存在感のあるものに仕上がっています。
上部にある水槽も同じデザインで統一されています。
問題は撮影が難しい点でしょうか。対岸の国道から見ることになるのですが、電線が多くてなかなか良いポイントが得られません。

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2012年5月9日

Schnsider-Kreuznach Retina-Xenon 1:1.9 50mm 撮影編

いつの間にか我が家にあるデッケルのレンズ。前回はカビ・ゴミ取りを行い、いよいよ撮影です。 といってもデッケルマウントのカメラなんて持っていないし、今更フィルムカメラを使うのも 面倒なので、マウントアダプターを調達することにしました。

ざっくり調べてみると宮本製作所という会社が販売しているようで、お値段は特価で26,250円!たかっ! ちょっと遊んでみる程度で3万近い出費はきついので、海外へ目を向けて見る事に。

あれこれ海外の通販サイトを物色した結果、JYCというメーカーのデッケル->M42アダプターを発見。 無限が出て価格は送料込で$46。日本円にして3,800円ぐらいです。 これならお遊びで払える値段です。さっそくオーダー。

待つこと3週間…到着です。
袋も外箱もボコボコでしたが中身は健全。結構良さそう。
早速お遊びの材料を用意。レンズは例によってシュナイダーのRetina-Xenon 50/1.9、 右の輪っかはM42-Kマウントのマウントアダプター。この2つの間にデッケル-M42アダプターをかませて使用します。
PENTAX istDS2に取り付け!う~ん、シルバーのボディが欲しくなりますね。
早速試写です。ちょっとこってり系でしょうか?
鯉のぼりの色と柄が良く写っています。
絞っているのでボケが綺麗な五角形(笑)。リケノンみたいですね。

まだ数日しか使っていませんが、使い易くて良いレンズだと思いました。istDS2との相性も良くて、露出が一発で決まります。奥目なのでフード無しでも結構いけるのも利点かも。

オリジナルサイズのデータはPicasaの方に掲載していますので、興味のある方は左上のリンクから参照して下さい。

2012年5月1日

Schnsider-Kreuznach Retina-Xenon 1:1.9 50mm 分解・清掃編

なぜか手元にあるデッケルマウントのシュナイダーレンズ。コダックのカメラを使う人にはお馴染みのメーカーですね。カビとゴミの混入があるので掃除してみる事にしました。
まずはカビのある後玉から。といってもカニ目を回すだけで簡単に外れます。 ・・・残念ながらカビはコーティングまで浸食しており、跡が残ってしまいました。端なので写りには影響が無いと思いますが気になります。
続いて前玉に取りかかります。フィルター枠を押さえている内側のリングをカニ目で回して外します。
押さえているリングを外すとフィルター枠が外れます。
次にレンズを外します。以前分解したTakumar 50/1.4の様にユニットになっています。ユニットごと外した方が後の作業が楽になるでしょう。
前玉を押さえているリングをカニ目で外します。これで全てのレンズが外れます。

絞り機構は正常だったので手を付けません。・・・というかバラしたら戻せなくなるような。

掃除が済んだら逆の手順で組み立てて整備完了です。

撮影編に続く