2022年11月23日

小森江貯水池

九州では3番目の近代水道施設とか。
現在は役目を終えて、公園となっています。

最も目を引く煉瓦造の取水塔
前回紹介した大久保貯水池の取水塔と良く似ています。
立地も近いので、ここを設計した人が大久保貯水池も担当したのかもしれません。

取水部?
大久保貯水池では蓋がされていましたが、こちらが本来の姿なのかも?
バルブの開閉設備なんかがあるんじゃないかな~と。

堰堤下部の送水トンネル
ここから水管で水を送っていたそうです。
内部にも坑門?
どうも3重の門があるようです(見落としました)

扁額が掲げられています。
…右端が読めない!
ネット上では「笹寒泉」と読んでおられる方がいますね。

「寒泉」で「澄みわたった水をたたえた泉」なので、ひと文字付ける事で雅な表現になるのでしょう、たぶん(笑)

場所はこちら

 

大久保貯水池

大日本製糖大里工場の工業用水の為に建設された貯水池。
現地に何も案内はありませんが、鈴木商店記念館のページに詳しい解説があります。
貯水池の堰堤部
アースダム…ですよね?
煉瓦造の管理橋と取水塔
管理橋の所が余水路になっている…と思われます。
取水塔
工場は稼動していますので、現役の設備なのでしょうか?
天端部は立入禁止
送水トンネル口
当時はここから水路が出ていたのかもしれません。
当時の社長、藤山雷太氏の書で「甘泉」とあります。
送水トンネル口前の構造物
何でしょうね?


開運橋

朝護孫子寺の前に架かる橋。
かつて信貴山急行電鉄が走っており、信貴山門駅から寺へのアクセスの為に架けられた…との事です。

橋脚部
貴重なトレッスルです。

平行している信貴大橋から
カンチレバーですね。
トレッスル橋脚+カンチレバー橋は珍しいです。
上路部
欄干に虎の装飾があったらしいですが、見落としてしまいました。