2023年12月29日

愛宕山ケーブル愛宕駅跡

昭和4年から昭和19年まで営業していた愛宕ケーブルの駅。
現在はご覧の通りの廃墟となっています。
当時は周囲にホテルや遊園地が作られて賑わっていたようです。
1階内部
当時は待合室だったそうです。
2階への階段がありましたが、かなり傷んでいましたので登るのは止めておきました。
地下は機械室だったそうです。
廃止された後、設備一式は天橋立の索道へ転用されたとか。
建物の裏側
ここら辺で乗り込んだんでしょうか?
裏側より軌道跡
麓からここを登った強者もいますが、私は愛宕山の参道からアクセスしました。
戻って建物右側
とにかくコンクリートの劣化が著しく、鉄筋が露出してしまっているので崩壊は近いと思われます。
正面エントランス
こちらは参道から見える軌道跡
橋は劣化していますし、途中のトンネルも崩落しているようなので参道からアクセスした方が安全と思います。
もっとも参道からも迷子になり易い地形なので、GPSと地図は必須です。
今回はヤマップというスマホのアプリがとても役に立ちました。
訪問した方のルートが見られるのと、現地でそのルートをなぞる事ができるので迷う事なく辿り着けました。