2018年9月28日

下井沢発電所


牛ヶ首用水に建設された発電所のひとつ。
建屋は四津屋発電所と似た雰囲気ですが、施設の構造は結構違います。

ちょっと角度を変えて。
非常にコンパクトな施設です。

四津屋発電所


牛ヶ首用水には多くの発電所が建設されており、ここはその一つ。
なかなか味のある建屋です。

 放水口側より。

 訪問時は水量が多かったのか、余水路から凄い勢いで水が流れていました。

中野発電所


昭和14年竣工の発電所。
とにかく目を引くのは巨大なサージタンク
発電所建屋よりも大きいです。
写真では伝わりませんが、現地に立つとその巨大さに圧倒されます。

これだけ印象に残った物件なのに、なぜかこれ一枚しか撮ってない…orz

2018年8月31日

伊東市水道山第一水源


 伊東駅の裏山にある水源地です。
その名もずばり「水道山」。そのまんまですね。

例によって「水」のマークが付いた門。

 小さな噴水がありました。
ちゃんと水が出ています。
 配水池への出入口…だと思います。
 何か文字が掲げられているのですが、読めませんでした。
 これはなんでしょう?
ポンプでも収まっているのかも。
少し下った所にあった関連施設と思われるもの。

2018年7月2日

櫨ヶ峠隧道


 昭和6年に建設された隧道。
 なかなかに重厚な雰囲気の隧道です。
 県道ではありますが、離合困難な場所が多く、大きな車での通行はオススメできません。

特徴のある扁額
 道路建設に際し、寄付金の目録
隧道建設に関わるものかは不明です。
素掘りにモルタル吹き付け?

西側…だったと思います。
停まっているウチのバイクを見れば分かりますが、車のすれ違いはシビアです。

2018年7月1日

茶屋町橋梁


 前回紹介した尾倉橋梁と同じく、大蔵線の橋梁跡です。
 
 こちらも片側が下駄っ歯になっています。
装飾的なものなのか、本気で複線化を想定していたのか…?
 橋梁の前後はぶった切られて、ご覧の通り。

















 反対側はノーマルで綺麗な積み方です。

2018年6月26日

尾倉橋梁


九州鉄道大蔵線の橋梁跡です。
明治24年開業、明治44年廃業と短命な路線で、遺構はあまり残っていません。

 100年以上経つものですが、特に傷みは見受けられませんね。

 植生で分かり辛いですが、アーチ部は下駄っ歯となっています。

 下駄っ歯は複線にする場合に拡幅が容易なようにと施工されるもののようですが、複線にする計画があったのでしょうか…?
 ここの注目点は、橋梁上にも家が建てられていて埋もれてしまっているロケーションかもしれない。


2018年6月10日

冠着トンネル排煙設備跡


 冠着トンネルの冠着駅側にある排煙設備跡
設備は撤去され、現在は基礎部分を残すのみとなっています。

 当時はこの上に小屋が建っていたそうです。
 板で塞いでいたのでしょうか?
倒れてしまっています。
 駐車禁止と立て看板があるのですが、どうやっても車なぞ来られない場所。
謎です。
 冠着トンネル坑門
コンクリで改修されてしまっています。
 かろうじて、当時の坑門の一部が残っていました。


コッキング温室跡


 江ノ島の植物園内にある温室遺構。
明治15年に貿易商のサムエル・コッキングが整備したものです。
 
 ご覧の通り上屋は失われて、温室の地下部分のみとなっています。


旧チャップマン邸


 新宮市の旧西村伊作邸…の裏にあります。
西村氏が親しくしていたアメリカ人宣教師のチャップマン氏の住宅として建てられたとか。

 公開はされていないので、外から見るだけになります。

長らく個人で管理されていましたが、老朽化が進んで取り壊しとも聞くようになりました。
しかし2015年に新宮市へ譲渡されて、保存される事になりました。

現在(2018年1月時点)は旧西村伊作邸が整備中なので、その後に整備されるのでしょうか。
いつの日か、公開されたら再訪問してみたいです。




志原橋防潮水門


 前回紹介した緑橋から北へ2kmの所、志原川の河口にある防潮水門です。
役割は緑橋と全く同じですが、 建設されたのは数年後の昭和7年となっています。

 橋の上は酷い状態。
老朽化で大型車は通れないようにという措置でしょうけど。
 西側。
確かに、重量物の通過には辛そうな構造。
あくまで水門がメインなんですね。
 親柱も現存
これ、閉める時はどうするのだろう?
人力?
なかなか貫禄のある物件でした。
周辺は工事中のようで、今後どうなるか心配です。

2018年5月29日

緑橋防潮水門


市木川の河口部に建設された防潮水門。
もしかしたら、国道だったのかもしれない。


 現在は車両通行止のようです。
 凝った造りの欄干。
 現役の施設なのだろうか、きちんと整備されているように感じました。
新緑橋の上からの眺め。
隣に緑小橋という一連の水門もあったらしいのですが、見落としてしまいました。