2012年9月23日

青岩橋

岩手県(青森県)の青岩橋です。 名前の示す通り、岩手県と青森県の県境にあります。読みは「せいがんばし」。 道路橋としては珍しい、橋脚がトレッスル形式となっています。

現在は歩道として余生を送っています。 訪問時はあいにくの雨でしたが、晴れの日なら眺めも良くて最高の散歩道ですね。
親柱には昭和36年とありますが、本当の竣工は昭和10年です。 現在の親柱は改修工事のものかもしれません。
橋脚には流木が大量に引っかかっていました。 国道の指定を外れ、県道にすらなっていないので放置状態です。何らかのダメージを受ければ 、撤去という事になってしまうのかもしれません。

場所はこちら

訪問日 2012.8.13

2012年9月11日

小諸発電所 第一調整池跡

長野県の小諸発電所 第一調整池・・・の跡地です。
例の少ないバットレスダムでしたが、昭和3年に決壊して現在はその姿を見る事はできません。 土木学会のデジタルアーカイブ当時の写真を見る事ができます。
しかしネットの情報によれば跡が残っている・・・との事。

それは球場の側にありました。
草でよく見えませんが、遮水壁のあったと思われる跡があります。見つけた方に感謝です。
そのすぐ側に関連設備の跡らしきものもありました。
ついでに第二調整池も訪問してみました。 なかなか年季の入った堤体です。上部の連続アーチが良いですね。
取水設備の管理小屋でしょうか?恐らく竣工当時のものでしょう。
天端は通行可能。南城公園に続いています。

それぞれの場所はこちら

第一調整池の遮水壁跡
第二調整池

訪問日 2012.7.29

2012年9月9日

立場川橋梁

長野県の立場川橋梁です。 例によって土木学会のデジタルアーカイブスに よれば明治37年開通のボルチモアトラス橋との事。廃止の状態で残っているのはここだけかも? 遠目には現役と見紛う姿を見せてくれます。

下からView。ピントラスですねぇ。赤錆びた姿が迫力あります。
ここを列車が通る所を見たかった・・・。
ここは様々な所から橋を眺める事ができます。築堤の上までの道は草刈がされており、現役当時の眺めが望めます。
橋の上は残念ながら通行止。・・・通行止でなければ渡ってしまっただろうから、幸いというべきか・・・
柵の脇から上部を撮影。右側が管理通路で手摺もあるので渡れそう・・・。でも止めておきましょう。 命の問題は勿論、地元の人に通報されたら橋の撤去まで問題が発展しそうです。
築堤の上からは現在の中央本線が望めます。ちなみに反対側は中央高速が望めます。
足元には枕木が残っていました。こういうのが残っていると廃線らしくて良いですね。
ここに来たら一緒に見ておきたいのがこれ。瀬沢トンネルです。中央本線ではスタンダードなデザインで、物珍しさはありません。 しかしこの雰囲気は何度来ても良いですね。右側に水路があるので足元注意です。
立場川橋梁から少し離れますが、ここまで来たらもうひとつ見ておきたいのがこちら。 信濃境駅と小淵沢駅間の廃線区間にある富士急行の車両です。なんでこんな所に置いてあるのでしょう?
車両から更に奥へ進むと池生トンネルがあります。先程の瀬沢トンネルと同じデザインです。

それぞれの場所はこちら
立場川橋梁と瀬沢トンネル
富士急行車両と池生トンネル

訪問日 2012.9.9