2012年2月7日

RICOH XR RIKENON 1:2 50mm 整備 その2 後群編


久々のカメラネタ更新。
今回はRIKENON 50mmの後群をバラし、後玉のゴミ&カビ取りを行います。


Kマウントのレンズ全般でそうなのですが、マウントを留めているネジが固いです。
これはネジが接着剤で留められている為で、ぐりぐりやっているうちにドライバーかネジの山、どちらかが潰れます。
外し方を色々と模索した結果、精密ドライバをペンチで押さえつけながら回すと、比較的楽に外せます。
もちろんドライバは垂直、押さえる力7割、回す力3割という加減が必要ですが。


方法はどうあれ、外せればこっちのものです。
マウントを外すと絞り環を押さえる物が無くなるので、外したくない場合は環が取れないように作業しましょう。


一枚目のレンズはリングで押さえられているだけです。つるつるして滑るのでゴム手袋をして作業すると楽に外せます。


留めているリングを外せば一枚目が外せます。


二枚目、三枚目は一体になっています。はめ込みなので二枚の間はメンテ不可能です。


後群が全て外れ、絞り羽根が出てきました。

絞りのメンテは更なる分解が必要です。いつかジャンクのRIKENONが入手できたら試してみたいですね。